あのとき感じていたはずのもの、
もう薄れてよくわからなくなってしまった気持ち、
もう薄れてよくわからなくなってしまった気持ち、
忘れたような気がして思い出せない想い。
そういうのはきっと。
すべて心の中に優しく溶け込んで、
形がおぼろげになってるだけなんだと思う。
角の取れた感覚はまぁるくなじんで、
簡単には取り出せないような。
だけど、
あの時強く感じたものや、
自分と向き合って決めたことは、
絶対に嘘じゃないし、
その思いがまるごと消えてなくなるわけじゃない。
見失ってしまったと思ったら、
またあの時のその場所へ行ったり、心を運んだりして、
少しずつ思い出したらいい。
すぐに思い出せなくても自分にがっかりなんてしなくていいし、
焦らなくてもいい。
また季節が巡れば思い出せるかもしれないよ。
部屋のどこかで眠ってるCDをかけたら蘇るかもしれないし、
懐かしい仲間とまた時間を重ねたらわきあがるかもしれない。
縁のあるもの、人には必ずまた出会えるから。
そんな風に、
自分の過去や思い、今もこの先も、
全部嘘じゃなくほんとだったんだって信じたくて、
意味のないことなんてなかったんだって思いたくて、
これをかいてます。
きっと何かを一生懸命やったことがあったり、
きっと、どんな人にでも、
そんな迷いが何かあるんじゃないのかな、って思ったから。
一つが終わって全てを失うほど、
中身のない生き方はしていないと思うから。
私も、私なりのやり方で、前に進もうと思って、
やっとその一歩を踏み出せたから。
近くても遠くても、
これを読んでいても読んでいなくても。
いつもたくさんの言葉や思いをありがとう。
あたたかい応援を、
本当にありがとうございました。
一つのことが終わるけど、
あたしはあたしらしく生きることを諦めるわけじゃないから。
なんらかの形でまた会えたら、
その時にまた、ありがとうって言わせてください。
エメラルドは、
またエメラルドで生まれ変わります。
Emmyは、
絵実衣としてこれからも頑張ります。
さよなら、ありがとう、エメラルド。
さよなら、ありがとう、今までの私。